ビットコイン市場分析:ゴールド(金)を利用した中期的分析(2020年6月2週目)

BTC分析ファイル
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潜入捜査官 Crypto Dog🧥🕶

BGN(Bulish Geguri Nodaco)のビットコインの市場分析を行います。

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暗号資産の主要日程

日付 日程 内容 重要度
2020年6月26日 CME先物期限 BTC先物契約が6月27日1時まで ⭐️⭐️
2020年6月30日 bakkt決済アプリリリース 2020年上半期Bakktが個人を対象にアプリをリリースする予定と発表 ⭐️
2020年6月24日 FATF暗号資産政策会議 FATFが6月に暗号資産の規制指針勧告案を思考するかを点検を行うと表明 ⭐️⭐️
2020年第2四半期 ETH2.0リリース イーサリアム 2,0の更新が2020年第2四半期に予定 ⭐️⭐️⭐️
2020年7月1日 Mt.Gox被害者補償案の提出期限延長 Mt.Gox取引所の賠償計画案提出が7月1日に延期 ⭐️⭐️⭐️
2020年7月7日 Tron4.0ローンチ プライバシー・ブロックチェーン相互運用性・拡張性・エンタープライズアプリケーション等がキーワードになっているTron4.0がローンチ予定 ⭐️
2020年7月29日 ADA Shellyメインネット ハードフォークを通じ、合意アルゴリズムをアップグレード予定 ⭐️

上記の日程をよりCMEは毎月満期日に頻発に発生する下落に備える必要があると言えます。また、主要アルトコインの動きが起きる好材料があるとも言えます。

特にイーサリアムに注目することを進めします。既存の1.0チェーンの特定アドレスに32ETHを転送すると、このETHはロックされ、2.0チェーン上でも同じ数量のビーコンチェーンイーサリアム (BETH)が新たに発行される仕組みです。

BETHへの転換後は従来のETHへの交換はできませんが、ロックされていないETHと両方を保有できる仕組みであり、価格変化にも主要な構造だと言えます。

ビットコインの中期分析

ビットコインとゴールド(金)

ゴールドは貴金属のなかで安全資産と知られており、価格の上昇率が高いことからも投資家に好まれています。

財貨の交換を貝殻などの通貨で行ってきた時代ではゴールドは最も高価値を保証するために利用されてきました。アメリカでは1933年、ドルとゴールドの兌換制度を廃止し、1971年は国際的にゴールドと通貨の兌換制度を廃止し、世界の基軸通貨はゴールドからドルへと変化していきました。

ゴールド保有国第2位であるドイツの2倍以上のゴールド保有量を誇るアメリカはいつでも市場にゴールドを供給できることから、FRB(連邦準備理事会)はゴールドの価値管理が可能とされています。

これらのことより、ゴールドの大幅価格上昇は難しいが、ゴールドが辿ってきた過程を再現できるものがビットコインだと言えます。

量的緩和などから無限に刷り出される世界記事軸の通貨に対抗することはビットコインが開発された理由の1つでもあり、現在少数の持ち主が大量のビットコインを保持していることから、いつでも価格上昇もしくは下降が可能です。これらの点がゴールドと類似した価格変動パターンを形成する可能性があります。

ビットコインとゴールドのチャート分析

中期的分析

上記の画像は2019年2月のビットコインとゴールドの取引量・傾向・移動平均曲線を総合的に分析したものです。

同時期、ビットコインは3,000ドルであり、その後ゴールドの辿ったパターンと類似する時期・期間で価格上昇しました。

上記のチャートは2020年6月のビットコインとゴールドの取引量・傾向・移動平均曲線を総合的に分析したものです。

2009年のパターンと類似した指標より類似するパターンをフラクタル観点から比較してあります。

これにより早ければ2020年内に13,000ドル以上への上昇の可能性があることが言えます。3,000ドル帯の調節後は10,000ドル以上の約180%続伸しており、準備調整が発生する区間だと推測できます。

現在は健康的は調節期間であり、これからは短く8,000ドル、もしくは大幅に7~6,000前後の動きが13,000ドル以上に達するために必要な動きだと言えます。

短期支持線は左チャートの赤い価格帯で示してあります。

CCI指標を使った短期的観点分析

上記の図は2020年6月12日の4時間足(左)と週足(右)のビットコインチャートです。

左の4時間足のチャートを見ると、短期上昇傾向(緑線)をNASDAQ下落と同時に離脱し、短期下落傾向(青線)に進入したことが確認できます。

また、CCI指標は傾向の方向と強度を示しており、-100線・0線・+100線の基準線があります。

中期CCI(緑)と短期CCI(赤)の両方は0線下に落ちて横歩きしています。これは次に下落が発生する可能性があるという判断指標として利用できます。4時間足上では緑線と赤線が上昇の勢いがありますが、再度0線の抵抗により、下向きの曲線を描いています。

しかし、長期的週足上には0線上で2つの線が横歩きしており、これは今後大きな上昇が見込まれる健康的調節区間であるといえます。

 

これらの指標はあくまで市場を分析するツールの1つである信頼することはできないため、市場の流れを観察し、分析する必要があります。