AirDrop(エアドロップ)とは? <初心者向け記事>

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暗号資産初心者向けの記事です。本記事では AirDrop(エアドロップ)についてわかりやすく解説していきます。

はじめに

「エアドロップで暗号資産が無料でもらえるらしいけど、どういう仕組みなの?」

そんな悩みをお持ちの方のために今回は暗号資産のAirDropについての情報まとめてみました。

この記事ではエアドロップとはどういうことなのかをわかりやすく説明していきたいと思います。それでは早速解説していきましょう!

AirDrop(エアドロップ)とは?

Airdropとは、直訳すると空中投下、空から降ってくるという意味となります。

暗号資産投資において、ICOで資金調達をしたいプロジェクトがマーケティングキャンペーンの一環として自社で発行したトークンを無償でユーザーに配布することがあります。この無償のトークン配布がAirdropと呼ばれているものです。

エアドロップが行われる主な目的は以下の2つです。

  • ​通貨の知名度や流動性の向上
  • ハードフォークによるトークン分配

AirDropでもらえるコインは草コインであることが多く、1回でもらう量もわずかですが中には将来的に価格が100倍以上になるコインもあり、非常に夢のあるイベントでもあります。​

過去に行われたAirDropの事例

では次に過去、実際に行われたAirDropの事例をみていきたいと思います!

  • Byteball
  • Ontrogy
  • ビットコインキャッシュ・ビットコインゴールド

Byteball(バイトボール)​

Byteball(バイトボール)とはブロックチェーンの代わりにDAGという仕組みを採用したプラットフォームです。

2016年12月から満月の日にAirDropが定期的に行われ、所有するビットコインもしくはバイトボールの数に応じてコインが配布されていました。2017年5月にはアルトコインバブルに乗じて1バイトボール=1,000ドルを超え、非常にお得なAirDropの代表例となりました。

Ontology(ONT)

Ontrogy(ONT)はNEOのプラットフォームを利用しており、非常に高い処理能力を持った暗号資産です。当時エアドロップ前にメーリングリストに登録していた人には1,000ONTが配布されました。

様々な要因が重なり2018年4月に1ONT=$10を超えたためメーリングリストに登録してた人にとっては1万ドルを無償で手に入れたことになり、まさに夢のようなAirDropとなりました。

ビットコインキャッシュ、ビットコインゴールド

​2017年の8月1日に発生したビットコインのハードフォークにより新たにビットコインキャッシュが誕生し、当時ビットコインを所有していた人にはその所有量と同量のBCHがAirDropされました。

ビットコインキャッシュは一時期、約4,000ドルまで達しているため、BTC所有者にとっては嬉しいイベントとなりました。また、2017年10月には同じくビットコインのハードフォークによりビットコインゴールドが誕生し、ビットコインキャッシュと同様のAirDropが実施されています。

エアドロップを行う際の注意点

ではここで​AirDropをする際の注意点をご説明します!

  • 秘密鍵は絶対に入力しない
  • アドレスは普段のとは違うものを用意

秘密鍵は絶対に入力しない

暗号資産管理のための鍵として、公開鍵と秘密鍵​というのが存在します。

公開鍵は個人口座番号のことで他人に知られても特に問題はありません。しかし、秘密鍵とは口座のコインを移動させるための役割を持つためこれを他人に知られ、悪用されるとコインを盗難されてしまいます。

先程も述べましたがAirDrop登録時に秘密鍵を要求してくるものは全て詐欺であるため、絶対に入力してはいけません。

アドレスは普段のとは違うものを用意

ハッキングの被害を防ぐためにも、AirDrop登録の際には毎回違うメールアドレス、イーサリアムアドレスを用いるようにしましょう。

できればパスワードの使い回しもやめてください。

また、AirDrop案件ごとに違うアドレスを用いれば登録後に送られてくる大量の広告メールを整理しやすくなるため、重要な情報を見逃すリスクを軽減することも可能です。

最後に

本記事ではAirDropについて解説してきました。

暗号資産の​AirDropは無料でトークンがもらえるイベントであり、将来的に通貨の価値が上がれば大きな利益を得ることができます。しかし中には、個人情報を悪用した詐欺案件もあるため、リスクも同時に伴うということを知っておくべきです。

現在、新しい​AirDropが常に発生しているので情報収集を行い、​AirDropをうまく利用してもらえればと思います。