暗号資産初心者向けの記事です。本記事ではブロック高についてわかりやすく解説していきます。
はじめに
みなさんこんにちは!今日も一緒に暗号資産について知識を深めていきましょう!
早速ですが本日はブロック高というものについてみなさんに共有させていただきたいと思いますが、みなさんはこの言葉をどこかで見たり聞いたりしたことはありますか?
ブロック高とはブロックチェーンの繋がりを縦に積み上げた時の高さを表す単位のことを意味しています。これについてよく知っている人も知らない人も知識があることに越したことはないので一緒に勉強していきましょう。
ブロック高とは
上記でも少し触れましたがブロック高とはブロックチェーンの繋がりを縦に積み上げた時の高さを表す単位のことです。ブロック高の他にもBlock Heightと表記される場合もあるので覚えておいてください!
ビットコインにおいてBlock Heightといった場合、その番号を参照することで、最初のビットコインが生まれてからどれくらい経過しているかを知ることができます。ブロックの高さを表す単位なので、日本語で「ブロック高」と表現するのが一般的になっています。
ブロック高を見ると何がわかる?
元々ブロックチェーンはビットコインをはじめとする多くの暗号資産で使われている技術となっているのはご存知ですよね?その名の通り、記録(ブロック)がくさり状(チェーン)になってデータがつながっていて、生み出されてから現在まで休むことなく取引履歴を記録し続けているのがこのブロックチェーンです。
最初にも述べたようにブロック高はこの繋がった状態のブロックチェーンの一連のブロックを縦に積み上げたときの高さを表します。
ビットコインを例に見てみましょう!ビットコインにおけるブロック高では最初に誕生したビットコインを0とします。ブロックは10分に1回生成されるため、最新のブロック高の番号に10を掛けることでビットコインが生まれてからのおおよその経過時間を知ることができるのです。
現在、このブロック高は59万を超えています。単純に10を掛けると590万となり、それぞれのブロックの生成に10分かかっているとして時間に直すと11年あまりという答えが出ます。このようにブロック高を見ると経過年数を確認することが可能になっています。
ビットコインを実際に計算してみるとサトシ・ナカモトが論文を発表し、運用が始まったのが2009年になるため少しズレがありますがこれはビットコインのブロックチェーンの仕様によるものなので気にしなくても大丈夫です。
合わせて覚えておきたいブロックヘッダー
ブロックにはブロックヘッダーと呼ばれるそのブロックにおける情報が書かれている部分が存在しています。ビットコインのブロックヘッダーにはその他ブロックの情報として以下のものが格納されているので覚えておいてください。
- ソフトウェアのバージョン
- 1つ前のブロックハッシュ
- 当該のブロックにおける取引記録全体を要約したマークルルート
- ブロックの生成時刻のタイムスタンプ
- ブロック生成時の採掘難易度
- Proof of Workを証明するナンス
これを見てお気づきの方がいるかもしれませんが、ブロックの情報を示すブロックヘッダーにブロック高の情報がありません。よってブロック高を知るにはこれまでに確定したブロックの数を数えなくてはなりません。したがって、ブロック高の値を得るのは、意外と簡単ではないことがわかります。
最後に
本記事ではブロック高の概要とブロックヘッダーについて解説してきました!
上記でも述べたようにブロック高とはブロックチェーンの繋がりを縦に積み上げた時の高さを表す単位のことです。
暗号資産を扱っていると身近に出会うことの多いブロックチェーンにも様々な仕組みが組み込まれていることがお分かりいただけたかと思います。盲点であるところにも意外と重要な情報が隠されていることもあるので次の記事でも一緒に勉強していきましょうね!
それでは今日はここまでです。お疲れ様でした!