2009年1月3日にビットコイン最初のブロックが生成されてから約800週間(15年4ヶ月と4日)が経過した5月5日、ビットコインの取引数が10億件を突破しました。記念すべき10億件目のトランザクションは、5月5日午後9時34分(UTC時間)に、ブロック842,241で処理されたとのことです。
なお、ビットコイン最大のライバルであるイーサリアムは、これまでに約24億件のトランザクションを処理しており、ビットコインの2倍以上の数量を処理していることが分かります。
ビットコインの1日あたりの取引量は、4月20日に訪れた4回目の半減期前後に急増しています。取引を活発化させた理由のひとつとして、半減期(ブロック840,000)と同時に立ち上げられたミームコインの新企画「Runes(ルーンズ)」の影響が大きいとされています。
Duneのデータによれば、ビットコインの4月25日のトランザクションでは、45%がRunesに関連したものとのことです。その他、ビットコインのNFT「Ordinals」もビットコイン取引を活発化させたといいます。