Hey guys!
潜入捜査官 Crypto Dogだ🧥🕶
今回は、「QURAS(キュラス)」について紹介していくぜ。
目次
世界初!トランザクションの匿名化
透明さの重要性
現状の課題 ブロックチェーンにはプライベートブロックチェーンとパブリックブロックチェーンがあり、社会実装などに利用されているのは後者です。また、社会実装のためにはスマートコントラクの活用が必要不可欠な機能となっていくぜ。
スマートコントラクトが利用できるパブリックブロックチェーンの特徴の1つに「透明性の高さ」が挙げられますが、これがデメリットとなる場合もあます。
透明性の高さによって発生しうるリスクの例としては、第3者にウォレットの中身や残高が見られたり、送信履歴を追われるなどです。また、実用の間でもトランザクションが全て第3者に公開されてしまうぜ。
しかし、これは公開される必要がなく、知られたいと思う人はいないよな。 このように透明性が高いことによりプライバシーの侵害が起きてしまうぜ。
QURAS(キュラス)の取り組み
QURAS(キュラス)はこれらの状況を踏まえ、送金やスマートコントラス、トランザクション履歴などありとあらゆるものを匿名化することによりプライバシー保護を行なっています。
QURAS(キュラス)は主に以下の2つの技術を用いて匿名化を行なっています。
- ゼロ知識証明+匿名アドレス
- リング証明+ステルスアドレス
ゼロ知識証明+匿名アドレス
これらの技術は匿名技術の中で特に匿名制が高いものとされており、Zcash(ZEC)が採用している技術です。
トランザクションを匿名化したい場合、承認ノードがトランザクションの内容を見られない状態にする必要があます。しかし、承認ノードは内容が見えない状態ではトランザクションが正しいものかどうかの判断ができません。そこで有効な技術がゼロ知識証明になます。
QURAS(キュラス)では、これらの技術は主にデータシールドのために利用されます。
しかし、ゼロ知識証明はモジュールが重くモバイル環境やWebウォレットには適さないというデメリットもあます。
そこで、モジュールの軽量さが求められる処理はリング署名+ステルスアドレスを用いて匿名性を確保しています。
リング証明+ステルスアドレス
この技術はMoneroが採用している技術です。
一般的に暗号資産の送信を行う際は、自分のウォレット暗号キーのみで電子署名を行い送金をしています。しかし、この場合1つの暗号キーのみが記載されているため誰が送金を行なったのかが明らかになってしまうぜ。 そこで、複数の署名を利用し個人を特定されないようにする技術がリング署名です。
これは江戸時代の一揆に用いられた傘連判状(からかされんばんじょう)のような方法です。傘連判状では、複数の署名が炎上に記載されていうため首謀者の藩閥ができないぜ。
リング署名ではランダムに選出された複数人で電子署名(リング署名)を行い、ダミーのワンタイムアドレスが生成されそこから送金されます。
ワンタイムアドレスを採用することにより送信先を完全にわからなくすぜ。この仕組みをステルスアドレスと言うぜ。
QURAS(キュラス)ではこれらの技術は主に送金用途で利用されます。
送金手数料をプロジェクトに還元
パブリックブロックチェーンのエコシステム
現状 社会実装に一般的に利用されるパブリックブロックチェーンのエコシステムは以下の3つの参加者によって構成されています。
- コンセンサスノード
- プロジェクト
- 一般ユーザー
現在のブロックチェーンの仕組みでは、コンセンサスノードにインセンティブが強く、プロジェクトと一般ユーザーに対してインセンティブが弱いという問題があます。 その背景には資金調達を暗号資産で行なっていることブロックチェーンのエコシステムの仕組みにあます。
資金調達を暗号資産で
これは暗号資産の市場全体で2018年のピーク以降価格が低下しているからです。ピーク時に資金調達したプロジェクトの財務が混乱していることは安易に想像がつくぜ。
エコシステムの仕組み
ピーク後に立ち上げを行なったプロジェクトもエコシステムに課題を抱えています。 一般的にトークンの流通が活発になった後でも手数料はコンセンサスノードが獲得する仕組みになっています。
中間者を省くことがブロックチェーンの特徴であるため、自らが中間者となって利益を獲得することは厳しい現状があます。
また、一般ユーザーの送金手数料をプロジェクトが肩代わりするという仕組みをとっているプロジェクトも多くあます。この場合、トークンが流通すればするほどプロジェクトには負担がかかってしまうぜ。
さらに、一般ユーザーは送金時に手数料を上乗せする必要があるため、ブロックチェーン利用に対してのインセンティブは低いといえます。
このような状況下ではトークン保有の同期が投機目的となることが多く、ブロックチェーンエコシステムの発展が行なってしまうというリスクもあます。
つまり、既存のパブリックブロックチェーンエコシステムは
- コンセンサスノードのみが利益取得をできるが、
- プロジェクトの負担が大きいく、
- 一般ユーザーのインセンティブが乏しい
という構造です。
QURAS(キュラス)の取り組み
QURAS(キュラス)ではプロジェクトに向けた手数料還元システムを取り入れています。
これは、トークン送金や、スマートコントラクト実行のトランザクションなどが発生した場合、コンセンサスノードに手数料の全額を渡すのではなく、そのうちの2〜4割をプロジェクトに渡すというシステムです。
これらの仕組みにより、プロジェクトは手数料収入の増加のためサービスの強化を行い、一般ユーザーにとってプラスになるというサイクルが誕生すると期待されています。
また、QURAS(キュラス)は一般ユーザーに向けてもインセンティブを用意しています。これは、QURASコイン(XQC)をステーキングしているユーザーに対しQURASガスコイン(XQG)を付与するというシステムです。
QURAS(キュラス)ブロックチェーン置いてXQCがメインアセット、XQGがスマートコントラクト関係の手数料としての機能を持ち、XQCを保有している一般ユーザーのみXCGを手に入れる権利を取得すます。
このようにQURAS(キュラス)はブロックチェーンの関係者全てが共存するプラットフォームづくりを目指しており、均等に関係者へインセンティブが分配されることにより、エコシステムが活性化することが期待されています。
QURAS(キュラス)とは
QURAS(キュラス)とは 、2017年に発足した世界初スマートコントラクトの匿名トランザクションを実現するブロックチェーンプラットフォームを提供しているプロジェクトです。
2020年までにテストローンチを計画しており、今では10を超える国と地域でカンファレンスやミートアップなどを開催し、Telegramコミュ二ティは4万を超えており、未上場としては高い知名度を誇るプロジェクトです。
QURAS(キュラス)9月30日IEOを実施
QURAS(キュラス)は9月30日にはIDCMでIEOを実施することが決定しました。
IDCMとは、香港に拠点を構えるグルーバル取引所であり、暗号資産取引所ランキング上位に位置する期待の取引所です。
IEOをきっかけに世界から認知され、さらに持ち上げって行くことだろう!
今後のQURAS(キュラス)の動向に注目して行きたいな!
QURAS(キュラス)の基本情報
じゃあな!