追証とは <初心者向け記事>

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暗号資産初心者向けの記事です。本記事で追証についてわかりやすく解説していきます。

はじめに

みなさん、こんにちは。今日は追証について一緒に勉強していきたいと思います。

突然ですがみなさんはこの追証という言葉をどこかで見たり、聞いたりしたことはあるでしょうか?追証とは追加証拠金を略した言葉です。取引所に預けるもので、これを担保として暗号資産の取引を行っています。

この記事ではこの追証について解説しています。追証の基本情報から分かりやすく解説しています。ぜひトレードの参考にしてみてくださいね。それでは今日も一緒に知識を深めていきましょう!

追証とは

追証とは上記でも簡単にご紹介したとおり追加証拠金のことを意味しています。追加証拠金とはFX取引やレバレッジ取引など保証金を担保としておこなう取引において、委託保証金維持率を下回った場合に追加で収める金額のことですので覚えておいてください。

この追証を必要とする取引では証拠金を担保として制限内のレバレッジを利かせた取引ができるようになりますが、レバレッジを利かせた分だけリスクも負うことになります。取引会社が定めた委託保証金維持率を下回ることで追証を納める必要性が発生するという形なのです。

また証拠金維持率が100%に規定されているFX会社を例に挙げると、ある特定の判定タイミングの段階で70%まで下回っていた場合、不足分となる30%分の入金を求められるルールとなっています。

追証がない取引の場合

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上記では追証のある取引について紹介してきましたが、暗号資産の取引所にはこの追証を持たないところも実際に存在しています。この場合、証拠金の維持率というシステムがないということになるのでロスカットが発生するまでは証拠金を追加しなくても取引が続けられるという特徴が存在しています。

一見、証拠金の維持率を気にすることなく取引が可能になるという点はメリットしかないように見えますが、計画性がないまま取引を続けているとあっという間にロスカットのレベルに達し、取引が不可能になるということもあるので注意が必要です。

またロスカットレベルが設定されているので追証を払わなくてもよいという考えを持っている場合、次々に取引を進めるケースがあります。しかしこの考えは暗号資産市場において危険性の高い考え方であるということを覚えておいてください。

実際ロスカットによって強制的に決済が行われるのは事実です。しかしながらそれが適応されるのは相場が安定している場合のみです。もし相場が急落したり高騰したりといった急激な変化があったとすると、ロスカットが間に合わないという可能性はゼロではないのです。本当にこのような事態が発生した場合には、数日中に追証を支払わなくては取引ができないという重大な状況になってしまうので注意が必要です。

追証が払えないとき

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最後に追証が払えないとなった場合について解説していきたいと思います。

  • 強制決済
  • 借金発生

それでは1つずつみていきましょう!

強制決済

強制決済は追証が支払えない状況で期日を迎えることで発生するものです。場合によっては強制決済の際に通常よりも高い手数料が課せられることもあります。高い手数料を支払う前に自分で建玉の管理を行った方がよいでしょう。

借金発生

証券会社による不足分の借金への対応として、一般的に金額が巨額でない場合には預貯金などで賄うことが可能なため基本的に一括返済が求められています。また大きな金額の借金を支払う必要が出てきた時は証券会社との話し合いの下で返済計画を立て返していく必要が出てきます。

証券会社からの催促を無視している場合は、法的な行動がとられて財産の差し押さえが行われる場合もありますので注意が必要です。また投資で背負った借金についてはいくら巨額であっても自己破産によって免責を得ることは難しいと言われています。

最後に

本記事では暗号資産取引における追証について解説してきました。

記事にも記載した通り、追証を導入している国内FXの方が安全な取引ができる環境であり、トータルコストの削減にも繋がる部分であることは大きな事実です。

FXにチャレンジしようとしている人は追証不要というメリットだけでなく、運営体制が健全且つ将来的に積み重なっていくスプレッドの負担が軽減できるFX会社を採用し、損切りを徹底して追証を回避するスキルを磨いていきましょう。

今日はここまでです!お疲れ様でした!