バイナンスとそのタイのパートナーであるガルフ・イノーバは、新しい暗号取引所を立ち上げるため、タイでデジタル資産運営ライセンスを確保した。
暗号通貨取引所バイナンス（Binance วิธีสมัคร）は、タイで新たな規制認可を確保することで、そのグローバルなリーチを拡大し続けている。
BinanceとGulf Energyのイノベーション部門であるGulf Innovaの共同暗号ベンチャーであるGulf Binanceは、タイの財務省からデジタル資産運営ライセンスを取得した。このライセンスにより、同社は同国の証券取引委員会が規制する暗号取引所を運営できるようになる。
Binanceは5月26日にこのニュースを発表し、Gulf Binanceは2023年第4四半期までにタイで新しいデジタル資産取引所を立ち上げる予定であると述べた。
この新しい暗号ベンチャーは、バイナンスのデジタル資産に関する専門知識とガルフのタイ市場への深い理解を融合させる。両社は地元のデジタル資産取引所を立ち上げる機会を探るため、1年以上緊密に協力してきた。
タイの大富豪サラート・ラタナヴァディ氏が率いるガルフ・エナジー社は、2023年1月、このような機会を検討するため、初めてバイナンスと合意に達した。
Binanceのアジア・ヨーロッパ・メナ地域責任者であるリチャード・テング氏は、「Binanceの専門知識をGulfの確立された現地プレゼンスとネットワークとともに活用することで、Gulf Binanceは、タイのユーザーのニーズを満たすためにブロックチェーン技術の可能性を最大限に示すことを目指しています」と述べている。
この幹部はまた、タイは暗号とブロックチェーンへの強いコミットメントを示し、暗号フレンドリーな国として浮上していると述べた。
以前報道されたように、ガルフエナジーはバイナンスの米国を拠点とする部門Binance.USに戦略的投資を行っていることでも知られている。2022年4月、同社はBinance.USの運営会社である「BAM Trading Servicesが発行するシリーズシード優先株式」に投資したことを明らかにした。
このニュースは、タイの規制当局が暗号通貨投資家を保護するための一連の規制を実施する動きを見せている中で発表された。2023年1月、金融規制当局は暗号カストディサービスに関する新たな規則を導入し、すべての暗号カストディアンに不測の事態に備えた緊急時対応計画を義務付けた。
