今後注目の仮想通貨銘柄7選!ビットコインの次はこの有名プロジェクトが頭角を表す!?

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昨今の仮想通貨市場は昨年末から勢いを増して現在も急激にマーケットを拡大させています。現在は時価総額200兆円を超えており、DEX関連銘柄などの新たな領域においても盛り上がりを見せています。

さて今回は、今後も成長が期待できる銘柄をご紹介していきます。

FILECOIN(ファイルコイン)

ファイルコインは、リリースされてわずか半年ほどで、一時期時価総額ランキングでTOP10入りを果たしました。

全てがつながるIT社会において重要となるストレージの問題を解決する解決策として、ファイルコインはますます注目を集めています。

通貨名 Filecoin
シンボル FIL
現在の価格(2021年4月現在) 約17,000円
時価総額(2021年4月現在) 約1兆1500億円
時価総額ランキング(2021年4月現在)  17位
公式サイト https://filecoin.io/

ファイルコインは、仮想通貨取引所Krakenに2020年10月に上場されて以降も爆発的な勢いで価格を伸ばしています。

当初は3,000円付近で取り引きされていましたが、2021年2月に4,000円を突破しました。

さらに、2021年3月半ばころから急激に上昇し始めました。

今年2月までは約3,000円で取り引きされていたFILは、3月の半ばころから急激に高騰し、現在は約6倍の18,000円付近で取り引きされています。

これは、アメリカの投資ファンド運用会社・グレイスケール・インベストメンツが、ファイルコインに対する投資信託の運用を開始したことが大きく影響していると考えられています。

グレイスケールのファイルコイン信託は3月17日に運用を開始し、4月1日にはそれまでで最大となる2万9550FILの買い増しを行いました。

そして、2021年4月1日には、FILで過去最高となる約23,000円を記録しました。

グレイスケールを始めとする投資ファンドは今後も積極的な投資を行うと考えられており、その動向からは目が離せません。

TEZOS(テゾス)

テゾスは2020年12月8日にbitFlyer、12月16日にGMOコインに上場と、2020年年末に国内取引所に相次いで上場したことから一時話題となりました。

テゾス(Tezos)とは、スマートコントラクトやDapps(分散型アプリケーション)の開発・利用に適した性能を持つブロックチェーンプラットフォーム、およびそこで使われる仮想通貨のことです。

通貨(トークン)名 Tezos(テゾス)
ティッカーシンボル・単位 XTZ
現在の価格(2021年4月時点) 約566円
時価総額(2021年4月時点) 約4348億8000万円
時価総額ランキング(2021年4月時点) 37位
公式サイト https://tezos.com/

テゾスは2014年にホワイトペーパーが発表され、その後4年の時を経て2018年7月にローンチ(新規公開)されました。

上場後の2018年末は一時価格を落としましたが、2019年中旬以降いくつかの波をつくりながら上昇し続け、2020年には一時500円に届くところまで高騰しています。

2021年2月には一時700円を超えており、2020年につけた最高値を大幅に更新しました。

下記のような高騰要因の元、2020年に続き2021年もここまでのところ、上昇トレンドを形成・継続しています。

・テゾスのシステムアップデートの実施
・BinanceやCoinbaseなど大手海外取引所でのステーキングサービス開始
・bitFlyerやGMOコインなど、国内外複数の取引所へ新規上場

これらのことが市場にポジティブに受け止められたためと見られています。

Cosmos(コスモス)

Cosmos/ATOMは「ブロックチェーン同士をつなぐことができる」という特徴を持った、非常にユニークで魅力あるブロックチェーンおよび仮想通貨です。

2009年にビットコインが誕生して以来、多くのブロックチェーンと仮想通貨が開発されてきましたが、そのほとんどに互換性がありません。

その問題を解決すべく開発されたのが、Cosmos/ATOMです。

通貨(トークン)名 ATOM(アトム)
ブロックチェーン Cosmos(コスモス)
ティッカーシンボル・単位 ATOM
現在の価格(2021年4月時点) 約2,140円
時価総額(2021年4月時点) 約4,516億5,000万円
時価総額ランキング(2021年4月時点) 35位
公式サイト https://cosmos.network/

Cosmos(コスモス)とは、「インターネット・オブ・ブロックチェーン」をコンセプトに掲げているプロジェクト、およびそのブロックチェーンの名称です。

「インターネット・オブ・ブロックチェーン」によって、誰でもブロックチェーンを簡単に開発・利用できる世界の構築を目指しています。

またCosmos上で取引される仮想通貨(トークン)を、ATOM(アトム)と呼びます。

上の画像は、ATOM/JPYの2021年1月から2021年4月現在までのチャートです。

2020年10月頃から、ビットコインなどの主要な仮想通貨市場は軒並み高騰しています。

その流れの中で時価総額ランキングも高く、DeFiに関与していて注目度の高いATOMも、例にもれず急騰したと思われます。

2020年後半から徐々に高騰していましたが、特に2021年に入って急騰しています。

Cosmosのブロックチェーン技術は日本の自動車メーカーTOYOTAなどの様々な企業からも注目・利用されており、それが今後も広がりを見せていくのかどうか要注目です。

Avalanche(アヴァランチ)

アバランチ(AVAX・Avalanche)は、スマートコントラクトプラットフォームのネイティブトークンとして大手仮想通貨取引所のBinanceやOKEXへの上場を果たしています。

実用的なトランザクションスピードが魅力のAVAX故に、イーサリアムの処理能力を解決するトークンとしての期待感が高まっておりチャートからも期待の現れが伺えます。

通貨(トークン)名 Avalanche(アヴァランチ)
ティッカーシンボル・単位 AVAX
現在の価格(2021年4月時点) 約2,300円
時価総額(2021年4月時点) 約2,940億3,000万円
時価総額ランキング(2021年4月時点) 43位
公式サイト https://www.avalabs.org/

アバランチ(AVAX・Avalanche)の特徴は、相互運用性と拡張性の高いエコシステムで分散型金融(DeFi)とブロックチェーン展開を可能にするプラットフォームです。

2020年推移で見ると、1AVAX=295.51円~490.5円で市場取引がされていました。
しかし、2021年に入ると最高値6036円を記録しました。
約20倍の新興通貨として昨年から保有していた投資家からは多くの歓声が挙がっています。

次世代のAppleやGoogleのような可能性を秘めたプロジェクトといわれ、流動性プールを構築できる点も今後ファーミングプロジェクトの増加も予想されています。

上記のような状況下においてクロスチェーンメカニズムは活用度も高いプロジェクトと言え、ファーミングや現実資産価値においても先行者利益を獲得できている仮想通貨となっています。

Tomochain(トモチェーン)

TOMOは、EVMに互換性があるパブリック・ブロックチェーンを目指しています。また、分散型アプリケーション(DApps)の開発・提供プラットフォーム「TOMOChain」上で使用されるイーサリアムベースのトークン(ERC-20)からスタートしました。

TomoChainはその後、2018年12月14日にメインネットに移行し、「TRC21」という、TomoChainのTomoZを搭載したトークン規格を誕生させて当時話題を集めていました。

通貨(トークン)名 Tomochain(トモチェーン)
ティッカーシンボル・単位 TOMO
現在の価格(2021年4月時点) 約210円
時価総額(2021年4月時点) 約168億8,000万円
時価総額ランキング(2021年4月時点) 268位
公式サイト https://tomochain.com/

TOMOの過去最高値は¥348(2021年4月16日)、過去最低値は¥14.57(2020年3月13日)です。

過去最低価格を記録した昨年はコロナショックの影響を大きく受ける形となってしまいましたが、その後市場全体の隆盛と共に息を吹き返した今年は、2018年上場当時の最高値を超えた後、200円近辺の高値を安定的に維持したチャートを形成しています。

Polygon(ポリゴン)

Polygon社(旧名:Matic)は社名変更後、一気に注目を集める存在となりました。

Maticトークンは、旧名時代のMatic Network社によって発行され、現在でもそのまま利用されています。

そのためMaticトークンやPolygonトークンなど呼称が人によって分かれています。

当プロジェクトを端的に表現すると、イーサリアム技術の欠点部分であるスケーラビリティ分野を改良したプロジェクトです。

通貨(トークン)名 Polygon(ポリゴン)
ティッカーシンボル・単位 Matic
現在の価格(2021年4月時点) 約35円
時価総額(2021年4月時点) 約1,800億円
時価総額ランキング(2021年4月時点) 60位
公式サイト https://polygon.technology/

価格高騰の火付け役は現在ブロックチェーン業界で非常に話題になっているNFTのプラットフォームサービスを展開する株式会社スマートアプリとPolygon(Matic)社が業務提携
を発表したことが起因しています。

2021年2月5日くらいまでは1トークンあたり4円〜5円を推移していましたが、この報道により、2021年2月10日から価格(当時最高値15円)を大きく上げました。

その後も、業界内で密かに話題を集め3月中旬に1トークン50円を記録し、わず2か月の間に約12倍の高値を更新しました。

いますでに多くのファンがつき、これからさらに大きく注目を浴びるであろうNFTプロジェクトに、Polygon(Matic)トークンの技術が非常にマッチしており、ブロックチェーン業界の方だけでなく、いよいよアーティストなどもブロックチェーン業界に参入して来るのではないでしょうか。

SifChain(シフチェーン)

Sifchainは、北欧神話の大地、五穀豊穣、家族、結婚の女神とされる「Sif(シフ)」が考案したコンセプトのもとに発足されたとするストーリー性を有したプロジェクトです。

また、SifchainはDeFiの未来を担う技術としてDEXに特化したオムニチェーンソリューションを強みとしています。

通貨(トークン)名 SifChain(シフチェーン)
ティッカーシンボル・単位 erowan
現在の価格(2021年4月時点) 約54円
時価総額(2021年4月時点) N/A
時価総額ランキング(2021年4月時点) 2797位
公式サイト https://sifchain.finance/

まだまだ市場認知は低く価格も低空飛行をしばらく続けています。

今後このプロジェクトがフォーカスされることになれば、伸びしろは爆発的です。
しかし、現状としては眠れる獅子のようなチャート形成ですので、随時プロジェクトの進捗には注目した上で投資活動を行いましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
昨今はDifi分野におけるDEXの台頭やNFTの普及に伴い、関連銘柄の値動きに大きく直結するチャート形成がなされています。

その根底には仮想通貨市場全体への多額の資金が流れており、全体的に良好な方向に向かっていると考えられます。
単に投資で利益を大きく取れたという事だけではなく、その背景で世界ではどんなテクノロジー革命が起きているのか、我々の暮らしぶりにどんな恩恵をもたらしてくれるのかといった観点で仮想通貨やブロックチェーンプロジェクトを応援するとまた違った経験が出来ると考えます。