Hey guys!
潜入捜査官 Crypto Dogだ🧥🕶
今回は、「ZIPANG FIL 」について紹介します。
目次
Filecoinとは? FilecoinとIFPS
IFPSはWeb3.0のインフラである
Filecoinの説明の前に、IFPSを理解しよう。
IFPSとは、AWSやGCPのような大手IT企業によるクラウドサービスに代わる技術として、アメリカのProtocol Lab社により開発された分散型ストレージを構築する新時代のWeb3.0のインフラです。
Filecoinは参加報酬として享受できるコインのこと
このIPFSは従来のような集権型ストレージではなく、世界中の全デバイスに眠る空きストレージを活用し、巨大なネットワークを構築しようという一大プロジェクトであり、
このネットワーク参加者に与えられる報酬が Filecoin(ファイルコイン) になります。
既にIPFSを活用した様々なサービスが世界中で誕生しており、例えば国内ではブロックチェーンゲーム「MyCryptoHeroes」などで活用されています。
新時代のインフラへの投資ができるFilecoinが投資家の間で注目を集めています。
Filecoinが着目される背景
近年での生活に当たり前な、デジタル領域。皆さんのデータはどこに保存されているのでしょう?
世界は今、データ爆発とも表現されるデジタル社会を生きており、今後は益々デジタルデータの消費量が増えていくと予想されています。
1人当りが毎日250万バイトのデータを算出し、IDC Globalの予測によると、
2025年には世界で発生するデータ量はおよそ 175ゼッタバイトにまで増えます。
2030年には、現在の方法では、データの保存先が、容量で埋まってしまうと予測されています。
175ゼタバイトがどれくらい膨大かというと
世界人口全員が、200GB/月のペースで携帯を使うようなイメージです。
データは、今や我々の生活及び経済活動になくてはならないものになりました。
FILが着目される理由
重要度に比例してい高まるリスク
そこまで増大する世界のデータは現在、GAFAを代表する 大企業のサービスに集中しています。
そのため、情報漏洩、広告公 害、サーバーダウン、サービス停止など、一極集中によるリスクにさらされています。
すなわち、データを分散化させる技術「IPFS」があれば、このデータの一極集中から解放され、より安価、安全にデータ保存できるため、このWEBインフラの将来的な問題解決が出来る様々な分野から期待されています。
IPFS採用予定の企業一覧
大量に保有するデータを管理するためのサーバー設備などに莫大な資金と維持費をかけている大企業にとってもこのIPFSの技術は魅力的であり、すでにウィキペディアやグーグルなどを始めとした大手企業も採用を発表しています。
有名企業からの出資実績
2017年8月にICOを実施した「Filecoin」は、合計2億5,700 万ドル(約280億円)もの資金を調達しました。
その出資者の中には著名な機関投資家に加え、セコイアやアンドリーセン・ホロウィッツ、ウィンクルボス キャピタルなど、 著名なベンチャーキャピタルも名を連ねています。
世界中の取引所で上場(2021/2/21現在 59箇所)
Filecoinはアメリカ証券取引所(SEC)が唯一許可を与えた初めてのアメリカ生まれのコインとなりました。
2020年10月にメインネットがスタート直後から世界中の取 引所での上場を果たし、現在も増え続けています。
BAT(ベーシックアテンショントークン)の日本上場例
Filecoinの現在の価格と今後の予想
現時点のチャート(2021/4/3 現在 1FIL=172USD )

世界のデータセンター・サーバの市場規模は年々増加
コンサルティング・リサーチ会社であるT4の発表によると、
世界のデータサーバの市場規模は継続的に成長し、 2023年には1,110億ドル、日本円にして11兆7660億円の市 場規模と予想しています。
この成長分野の中で、Web3.0の分散型ネットワーク技術という付加価値のあるIPFSは、更なる拡大が予想されます。